低温水式床暖房【うらら】やパルプ積層断熱材【ぬくもり】に関してお客様よりいただいた質問の中から、比較的多く寄せられたものをご紹介しております。低温水式床暖房やパルプ積層断熱材をご導入する際の参考にご覧下さい。
加湿器を使用しますと空気が柔らかく感じられ、体感温度も2℃ほどは温かく感じられます。
注意する点は加湿しすぎにならないようにすることです。できれば、タイマー付の加湿器を選び、2時間ほど加湿をしてみて、窓が曇っているようでしたら、しばらく加湿を休んで様子を見ることをおすすめします。
8畳の部屋であれば、コップ一杯程度の加湿で湿度は10%ほど改善されます。加湿は多ければいいというものではありません。過剰な加湿は壁の表面で結露をおこし、黒カビやクロスのはがれの原因にもなります。
昨年、新築し和室にも「うらら」を入れました。今年から両親と同居するようになりました。父母はその和室にコタツを使用したいというのですが、故障するような事にはならないでしょうか。ダメという話しも聞いているのですが。
「うらら」を入れた畳の上にコタツを使用しても、何ら支障はありません。
そうした使い方をしていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。コタツのスイッチを入れなくても足はぽかぽかになりますからお年寄りには特に喜ばれています。
床暖房の上にコタツを使用してはいけないというのは、電気式の床暖房だと思います。その場合、部分的に異常加熱することがありますので、そのような使い方はしないようにと説明書にも注意書きがあります。
電気カーペットの上に布団や毛布を敷くと火災の危険があると説明書に書いてあるのですが、「うらら」が設置されている床の上に布団を敷いても危険なことはありませんか。
電気カーペットは布団の敷き方により、過熱して火災になる危険があります。そのため、電気カーペットではその上に何かを敷くことを禁止しています。
「うらら」は、温水式ですから布団を敷いても火災の心配はありません。温水温度が低くても温まります。また、床面が過熱してすき間が開くこともありませんし、低温やけどの心配もありません。床暖房の上で寝ると気持ちがいいので、板の床の上に寝具を置いておやすみになっている方も多いようです。
パネルヒーターは風がでませんので床暖房と同じような柔らかな温かさを感じることが出来ます。
滞在時間の短い洗面所やトイレなどの狭い部屋をパネルヒーターにして、居間など長い時間を過ごす部屋に床暖房を設置するのが一般的です。
寒冷地の場合、冷やされた空気が足元に流れ込むのを防ぐために窓の下に背の低い横長のパネルヒーターを設置し、合わせて床暖房を使用する例があります。最近ではペアーガラスの普及で断熱がよくなりましたので、このような併用は少なくなりましたが、脱衣所にタオルウォーマータイプのパネルヒーターを併用すると肌着を温めておくことができますし、洗濯物も乾燥させることもできます。
エアコンを加熱すると、空気は過乾燥状態になります。
そのためにノドを痛めたり、肌がカサカサになったりする原因になります。またビニールクロスなどは静電気が溜まりやすくホコリを吸着しますので黒ずむ原因にもなります。
床暖房の使用時に床から放射する遠赤外線は空気を透過しますので、空気を直接暖めることはありません。そのため空気の過乾燥はおきづらくなります。床暖房をお使いの方で加湿器を併用されている方はあまり見かけません。
乾燥のことが気になるようでしたら、観葉植物を室内に置いてみてはどうでしょうか。遠赤外線は植物の成長を促進させます。それにより室内の保湿効果が向上します。
ノーリツの太陽熱利用システムでは床暖房のモードを選べるようになっています。
太陽熱を床暖房に使うモードと貯湯専用に使うモードです。床暖房に使うモードにしておきますと、集熱器で十分な熱量が確保できないときは、温水器に組み込まれているガス湯沸器がバックアップして不足分を再加熱しますので床暖房が温まらなくなることはありません。
また夜間、雨天、雪の日は温水器が判断して、ガス湯沸器をメインにして床暖房を行います。地域によって違いますが、年間を通して太陽熱可能日は150日から200日あります。このときには、お風呂のお湯張りの大半を太陽熱でまかなうことができます。ノーリツのカタログによりますとガス代も37,000円/年ほどお得です。
マンションのリフォームで最も注意をしなければならないのは騒音の問題です。
「以前よりも音が大きくなった」といわれてしまえば、いくら騒音計を持ち出して計測し説明しても「以前と変わらない」と納得してもらえません。
弊社で床暖房リフォームを行う場合は、既存の床板をはがさないで、その上に床暖房を施工して、新しいフローリングを貼るようにしています。工程を工夫する事により、騒音を最小限に抑える事が可能です。既存の床板に、12ミリの断熱材さらに床板15ミリの厚さが加わりますから、施工後の防音性能は向上します。
この方法では27ミリ階高が詰まりますが、天井が低くなったようには感じません。廊下と段差がついてもドア下の框(かまち)で調整すれば、つまずくようなこともありません。床をはがしませんのでゴミが増えません。その分の工事費も安くおさえることができます。
寒がりなのでリモコンの設定を27℃にしてエアコンを使っています。床暖房では、室温が20℃でも寒く感じないと聞きましたが本当でしょうか。私は、20℃しかない部屋では過ごせないと思います。
熱気球でも判るように、エアコンで空気を暖めますと空気が軽くなって天井付近にたまり天井の温度は40℃ほどになります。また木造の場合、床下に断熱材を入れたとしても、真冬の床の温度は13℃~15℃ほどです。生活をしていて本当に暖房が欲しいのは床から80センチまでです。
温度の設定を27℃にしても床付近の温度は20℃前後でしょう。床板の温度はそれよりもさらに冷たいのでスリッパーなしでは生活できません。
床暖房はスリッパーを履きたくなくなります。足の触れている床の温度は30℃ほどで足の血行が良くなり芯からポカポカしてきます。室温が20℃しかなくても、足の先が温まれば寒く感じることはありません。
タイルの浴室に床暖房は設置できます。
浴室のモルタル下地・タイル仕上げですと温まるのに時間が掛かります。トイレと洗面脱衣所、浴室をまとめて1つの回路にすることにより、効率的に温めることができます。
震えながら湯船に飛び込むこともなく、壁のタイル面にも結露は起きづらくなり、目地の黒カビの発生も防げます。また、入浴以外の時間は乾燥室として使うこともでき利便性も向上します。一日中床暖房を稼働させておいても燃料費はいくらにもなりません。
床暖房の弱点はスイッチを入れてから温まるまで時間が掛かることです。
エアコンはスイッチを入れるとすぐに温風が吹き出し短い時間で温めることができます。このように床暖房のウイークポイントをエアコンで補う方法は一般的です。
しかし、質問の内容から察すると床暖房だけでは暖房感を得ることは難しいと思います。床暖房の上手な使い方は、使い始めは、床暖房とエアコンを併用し、部屋が温まったらエアコンのスイッチを切り床暖房だけで温かく保つ方法です。
相談の方法では床暖房の心地よさは出ませんのでエアコンが主暖房になり、あまり床暖房は使われなくなります。床暖房よりエアコン暖房の方が維持費が高くなりますし、床暖房の心地よさも出ませんから、お薦めはできません。
一般的な床暖房のパイプの中を流す温水の温度は65℃から80℃ほどです。一方、私どもが提案している低温水式の温水温度は40℃から55℃ほどです。
温水温度を低くしているのには訳があります。
1つ目は、低温ヤケドの心配はありません。
床に直に横になっていても床の温度は30℃ほどにしかなりません。これは肌の感覚が弱くなったお年寄りや生まれて間もない赤ちゃんも安心です。
2つ目は、無垢の床板を自由に選ぶことができます。
木を60℃以上に加熱しますと、ねじれや曲りが起きやすくなります。天然の素材を使用できるよう温水温度をおさえています。柔らかい桐や杉材、ねじれやすいサクラやカエデ、固いヒノキやナラなども選ぶことができます。
3つ目は、ランニングコストをおさえることができます。
ヤカンでぬるま湯を沸かすのと熱湯を沸かすことを思い浮かべれば想像がつくと思います。床暖房は月に100時間以上使いますので大きな差になってきます。
床暖房にすると、エアコンの暖房のようにお部屋がカラカラに乾燥することはありません。
床材接着剤の中に有害な化学物質が含まれていることがありますので、できるだけ自然塗料の無垢材を床に張ることをおすすめしています。
また、一般的に床暖房の敷き込み率は60%ほどですが、私どもでは70%から80%にすることを提案しております。敷き込み率を高くすると、床の温度が28℃ほどでも温まり、赤ちゃんを床に寝かせておいても低温ヤケドの心配はありません。
その床暖房は、多分65℃以上の温水を流していたと推測されます。そうすると、肌が接触している床面の温度は40℃以上になり、低音やけどの心配もあります。
「うらら」の温水温度は50℃前後ですから、床に寝そべっていても床の温度は30℃ほどにしかなりません。使い始めは少し物足りなさを感じることがありますが、日がたつにつれて心地よさが実感されるようになります。
大地震のたびに同じような質問が寄せられます。
「うらら」は銅のねばりと柔らかさを利用してゆれを吸収するようにしてシステムアップしています。
1995年(平成7年)1月に起きた阪神淡路大震災のときに、「床暖房を設置した床がめくれ上がったが寒いから床暖房を使いたい」と相談を受けたことがあります。「床が温まるようでしたら、とりあえずそのままお使い下さい」と対応し、支障なくお使い頂きました。その後、状況が落ち着いてから改修をいたしました。
床下にもぐれれば、床暖房の工事は簡単にできます。見積の依頼をいただきましたら、床下の実地調査をします。その調査にもとづいて、材料の搬入方法、配管のルートや床暖房パネルの加工、断熱材の止め方などを検討してから見積をします。
お客様は、家具などを動かす必要もありませんし、工事中も普段通りの生活ができます。工事費は少し割高になりますが、床をはがすときのように大量のゴミも出ませんので、ゴミの処理費用がかかりません。それも勘案すると床下からの工事の方が金銭的・身体的にも負担が少ないと思います。
もちろん、断熱材の充てんも簡単にできます。それから、室内の補修工事も床暖房工事にあわせて可能です。
長野県の軽井沢や山梨の富士五湖周辺などは、マイナス15℃になることもあります。
いまは別荘としてではなく首都圏から移り定住される方が多く見受けられます。床暖房を導入される方も大変多くなっております。
「うらら」を採用いただいた方は床暖房だけで真冬も快適にお過ごしです。床暖房を入れたペンションもありますので宿泊体験をされることができます。また、床暖房を導入された方の体験をお聞きになりたいようでしたら紹介することもできます。お気軽にお聞かせ下さい。皆さん冬を快適にエンジョイされています。
寒さの厳しい地ほど、春の芽吹きは美しく新鮮です。きっと奥様も感動されると思います。
床暖房用にと、工務店が床材の見本を持ってきました。床暖房に対応しているので、収縮したり、反れたりしないそうです。サンプルを見ると、何枚かの薄い板が張り合わせてあります。張り合わせ部分が黒い筋になって見えます。
無垢材を希望したのですが、「無垢材は狂うから」と合板のサンプルを持ってきました。化学物質アレルギーがありますので心配しています。大丈夫でしょうか。
大丈夫ではありません。
黒い筋は接着剤の色です。接着剤にはレゾルシノールが使われています。この接着剤は熱に強いのですがホルムアルデヒドが含まれています。床暖房で加温すると大量のホルマリンガスが出てきます。 ホルマリンは目をチカチカさせ、発疹や息苦しさの原因にもなり、慢性症状として腎臓や肝臓に障害が起きることもあります。
国産の床材にはレゾルシノールは使用されなくなりましたが、輸入品の中には使用されている床材もあります。
床暖房を設置したいために改装した方がたくさんいらっしゃいます。
私どもが100回説明するよりも、使っている方の一言が、よほど説得力があります。意見を聞くことは可能です。それぞれ、知恵を使って、安くても快適に過ごせる工夫をしていらっしゃいます。
こんなことがありました。 見学に行った家に着くと、すぐに子供たちが床に腹ばいになって絵を描き始めました。アトピーの子なので、行ったことのない家に入るのを、いつも怖がるのにと、ご両親はとても驚いた様子でした。
寒い朝に、冷たい床に立つのはつらいものです。この床が温かかったらどんなに楽かと感じている方も多いはずです。じつは、施工する側でも、最も神経を使うのはキッチン回りの床暖房です。
設計上のポイントは2つあります。
1つは、流し台の際いっぱいまで床暖房をすることです。
そのような設計でなければ足の半分が冷たいという状態になります。もう一つは、床下収納を設ける場合、流し台の前面から60センチ以上はなします。流し台前の立ち位置には必ず床暖房を入れるようにするということです。
足の半分しか温まらない、とか、片方の足は冷たいというのは、毎日のことですから、かなりのストレスになります。
たしかに床暖房と温風暖房とが一つの機械でできるヒートポンプエアコンがあります。弊社でも取り扱っております。しかし、多くの方は床暖房専用のヒートポンプを採用されます。床暖房を使いはじめると、エアコン暖房が使えるようになっていても、ご使用になる方は多くありません。
またエアコンとヒートポンプ床暖房とを分けても費用はほとんど同じです。同じ暖房能力でも、温風暖房よりも床暖房の方が広い面積の暖房ができますので、エアコンとヒートポンプ床暖房を分けられる方が多くいらっしゃいます。
はじめまして。現在、床暖房を検討中です。
今、考えているのは御社のパネルに熱源機を三菱電機のエコヌクールピコでと考えています。
気になる点は、保証がどのようになっているのかです。御社のパネルを使うと三菱電機のエコヌクールの保証はどうなるのでしょうか。
普通に考えますと、他社メーカーのパネルを使った場合、保証対象外になるような気がするのですが・・・。 よろしくお願い致します。
保証に関してですが、床暖房のパネル部分は弊社の10年保証になります。
熱源機はエコヌクールピコでしたら三菱電機さんの保証となりますので、他社の床暖房パネルだからといって保証対象外になることはありません。
同じように、ガスや灯油の熱源機もパネルは弊社の保証、機械はメーカー保証となります。
そしてもし、熱源機の調子が悪くなりましたら、弊社で施工した物は熱源機を含めて全て弊社にご連絡下さい。こちらで対応させていただきます。
同じような相談は何度も受けています。大切なことは、断熱と気密性です。
断熱が悪いと余計な燃料費がかかりますので、外側に面した壁の断熱をしっかりとしましょう。土壁の場合は、夏を涼しくすることができますから、壊さずに外側断熱をすることをおすすめします。
床暖房の大敵はすきま風です。床暖房はエアコンやストーブのように空気を暖める暖房方法ではありません。床から遠赤外線を放射して直接からだを温める方法です。空気の対流が起きませんので、ことさらすきま風が気になります。 古い家の場合、窓に隙間がありそこから冷たい空気が侵入してくることが多くあります。窓の建付けを改修、ペアガラスのサッシに取り換え2重窓にする。または、厚手のカーテンを取り付けるなどの工夫をして、すきま風が足元に入り込まない工夫をしてください。
築20年の家のリフォーム床暖房を計画しています。改装をする上で留意するところがありましたら教えてください。
維持費を安くする工夫が必要です。断熱性をチェックしてみましょう。
できれば、壁の断熱材を厚くすることや窓をペアガラスにしたいものです。
床暖房は、床からの遠赤外線で壁や天井を暖め、部屋の中を遠赤外線で包み込んで温める暖房方法です。 空気を暖めるエアコンやストーブとは根本的に違います。 断熱がわるくて壁面が暖まらないと、せっかく床から遠赤外線を放射しても冷たい壁に吸収されますから、それだけ多くのエネルギーを使うことになります 新省エネ基準「新フラット35S」の基準をみたすと低利融資制度の対象になります。その基準に合わせた断熱や窓サッシに改修することも検討されてはどうでしょうか。
ネットで買うメリットは価格が安いことです。
しかし、デメリットとして、まず、納品まで日数が掛かることから工期が遅れることがあります。そのために製品の到着に合わせて工事日程を組む必要があります。
また、新築でも改築でも床暖房工事に着工してから完成するまでに日数が掛かります。初期不良が発見されるのは試運転をするときになりますが、納品から一週間以上経過をしていますと不良交換のできないことがあります。
さらに、故障のときは、弊社や施工店から納品の場合には、連絡をいただければすぐに対応できます。しかし、ネットでお求めのときは、お客様の方で修理の手続きをしていただくことになります。実際には価格よりも後のメンテナンスのことを重要視された判断が多いのが現実です。
今年は、家を新しくされた方からの相談が例年よりも多いように思います。
必要なものを見極めて購入する傾向が強まってきたのでしょうか。
一階の床暖房は、床下から工事ができますのでそんなに難しくはありません。2階は床をそのままにしようとすれば1階の天井を壊わさなければできません。そうすると、電気配線や壁までもやりかえる必要がありますから、大掛かりな改装工事になります。
ですので、2階は床板を張り替える方法をおすすめしています。 「うららⅢ」にすれば今の床の高さから1.2センチしか上がりませんのでドア下の敷居の高さで調整すれば、高さは気にならなくなります。フローリングは張り替えることになりますが、天井をやりかえるのに比べると費用は半分ほどになります。 1,2階を合わせて30帖ほどであれば、工事は4日ほどで完了します。
床暖房に合わせて床材を選ぶのは少し変です。
自分の好きな床材を選び、それに対応する床暖房を選ぶべきです。「和」の雰囲気の家には、スギ、ヒノキ、マツなどの針葉樹の板が多く用いられます。 また、「洋」のテーストの家づくりでは、ナラ、カバ、サクラなどの広葉樹の板が多いように思えます。低温水式の床暖房ならたいていの板は大丈夫です。床暖房対応の高価な板にする必要もありません。
ハイブリッド給湯器はシャワーや洗面・台所で使うお湯を、電気代の安い夜にヒートポンプでお湯を沸かします。
床暖房やお風呂のお湯張りにはエコジョーズ(高効率ガス湯沸器)で沸かしたお湯を使います。
オール電化な暮らしと比べると、昼間の電気の使用を節約することができます。 昼間にお湯を使うことがあっても、それは夜間の安い電気を使って沸かしたお湯ですから、ガスを使うことはありません。ランニングコストはガス湯沸器に比べると3割ほど安くなります。
無垢材を床に張る工法は2つあります。
床暖房パネルの上に無垢材を直接張る直張り工法と、下地に合板を張ってその上に無垢材を張る二重貼り工法です。
無垢材を採用される方の比率は、弊社の実績からすると半・半です。 最近はスギの柔らかな肌合いや調湿効果、癒やし効果が注目され、厚いスギ板の人気も高まってきました。厚さ3センチのスギ板はシッカリしていますから二重貼りの必要はありません。厚さとしては一般的な二重貼り工法と大差がありませんので、十分に温まります。もちろん施工実績も多くあります。シニ節の抜け落ちを心配される方もありますが、厚さが3センチもあればシニ節の長径3センチ以下の板を使用すると孔が開くことはほとんど起きません。 心配ならばシニ節を埋木加工した板にするのも一案です。
共働きなので平日は時間が取れません。土・日の二日間で、8畳の居間と8畳のD・Kの床暖房工事を床下から施工して完了できますか。そのときに古いガス湯沸器をエコジョーズに交換したいのですが可能でしょうか。
お風呂の自動湯はり・おいだき自動保温の工事を含めたガス湯沸器の交換と床暖房工事を土・日の二日間で完了することはできます。
床下からの工事をする場合、床暖房パネルを床下の構造に合わせて特別な寸法で作る必要があります。ご注文を頂いてから部材を製作します。工事にかかるのに2週間ほどお時間をいただきますがご了承下さい。
はい、承ります。
ボイラーのメーカーと製品の型式が分かれば教えてください。そのまま灯油ボイラーをお使いの予定でしたら、オイルタンクも交換された方がいいと思います。内部がサビて漏れる恐れがあります。
また、灯油価格は10年前に比べると1.5倍ほどになっていますので、都市ガスがきていればガスのエコジョーズに交換するのも1つの方法です。 エコジョーズは以前のガス湯沸器よりも20%効率がよくなっていますから、維持費はあまり変わらないはずです。灯油を入れる手間が省けるのでラクになります。工事費もガスの方が安くなります。近年、同じような相談が増えています。気軽に連絡を下さい。
弊社の工事特約店は、自社の所在する県だけではなく周辺の県もカバーしています。
高速道路など道路網が整備されていますから、工事に支障はありません。
工事費についても、床暖房の取り扱いに慣れていますから工事も手早く、地元の設備屋さんと比べても高いことはありません。 「うらら」は銅管を使った長寿命設計ですから、改装時に誤って釘を打たれない限りたとえ30年を経過しても床下で配管が破れて水漏れ事故を起こすようなことはありません。また故障したときもノーリツやリンナイ、三菱電機などサービス網の整備されたメーカーの熱源機器を使用しますから、すぐに対応できます。
マンションの床暖房は、厚さ12ミリのマット状の床暖房が入っていますが、それを取り外し銅管のうららに取り替えることは簡単です。
そうすれば、無垢のフローリングを張ることもできます。
「やっておけばよかった」と相談を受けるところで、一番多いのは便所と洗面脱衣所です。追加設置は可能です。
【リフォームで床暖房】のページには、床下から床暖房をする方法や、費用が載せておりますので検討してみてください。
新築するときに無垢のブナ板をはりました。床暖房をしたかったのですが工務店から「床暖房をすると木があばれる」と反対され断念しました。
家を建ててから8年経ちましたが、床暖房はいいな~と思います。 このページで床下からも床暖房出来ることを知りましたが、工務店が言っていたようにムリでしょうか。
カラマツやカバザクラなどの曲がりやすいフローリングでも建てて5年以上経っていればあばれるようなことはありません。
床下に人が入ることができれば床下から工事をすることは簡単です。
アイランド型キッチンの食堂と居間が一部屋になっていて、面積は20帖になります。
燃料費を節約するために食堂と居間とを切り分けた床暖房を計画しています。1回路と2回路に切り分けた使い方とでは、燃料費はどれほどちがうでしょうか。
ランニングコストはほとんど変わりません。
床暖房は、床を温めて、そこから放射される遠赤外線で部屋を温める方法です。 部屋を温めるのに必要な熱量は一定ですから、食堂の床暖房だけでは能力が不足し床も温まらず、室温も上がりませんから寒く感じます。 しかし、省エネが重視にされる時代になりました。住まい方の工夫によって節約をされることは大ことです。私どももそのお手伝いをさせていただきます。
夫婦二人のくらしにもどったので、寝室を1階に移し、そこにも床暖房を入れたいと思っています。
今のボイラーを使ってできるでしょうか。
既存の熱源器を生かすことはできます。
弊社の工事ファイルでは灯油のボイラーをお使いのようですが、すでに耐久年数を過ぎています。ついでに熱源器も新しくされることをおすすめします。 今はヒートポンプやガスと太陽光を組み合わせたハイブリッドタイプのランニングコストが安くなる熱源器も発売されています。市町村によっては補助金の制度もありますので検討されてみてはいかがでしょうか。
和室の寝室に床暖房を考えています。藁床の畳なのですが温まるでしょうか。
和室に床暖房をお使いの方はたくさんいらっしゃいます。
床暖房の畳の上に布団を敷いておきますと、乾燥し、ふんわりとなって気持ちよくお休みになれます。 室温は15℃から18℃ほどですが、顔の火照りや空気の乾燥もありませんので大変好評です。
気持ちよくおやすみになれますから眠りも深くなります。 和室は、簡単に床を開けることができますので、工事費も安くなります。
来年に定年を迎えます。時間もでき、手仕事が好きなので、楽しみながらリフォームをやりたいと思っています。床暖房も自分でやりたいのですが、どうすればいいか教えてください。
「うららⅢ」は電動ドリルとハンダ用カセットバーナーがあれば工事ができます。
次のように進めてみてはいかがでしょうか
※1.DIYの専任担当がおりますので、分からないことがあれば気軽にご相談下さい。有料になりますが、現場での指導をすることもできます。
※2.予算については【床暖房DIYパック】のページをご覧下さい
温かい家にするにするポイントはいくつかあります。
新築工事は以前から付き合いのある地元の工務店にお願いする予定です。
建築工事と床暖房工事を別々に発注しようと思いますが、棟梁は工事の段取りがうまくいくのか心配しています。大丈夫でしょうか。
床暖房工事は、工務店の下請けの場合と、施主さんと直契約をむすぶ元請けの場合とがあります。
施主さんと直契約の場合でも工務店の連絡をとりながら工事を進めていきますので、工事に関してお手をわずらわすようなことは致しません。ご安心下さい。
ただし、お施主さんが直契約を希望されても、コンクリート造のように、電気や給排水設備との調整が特に必要な場合には、弊社の方から工務店の下請けとして契約をお願いすることもあります。
お客様でご用意されたガスボイラーでも、弊社で取り付けることができます。
最近ではネット販売の普及によって、どなたでも安く材料が買えるようになりました。
ガスボイラー以外でも、エコキュートやヒートポンプ式熱源機でも対応いたします。何なりとお申し付けください。
ただし、ボイラーの機種によって「うらら」には対応できないタイプもありますので、詳しくは弊社の担当者までお問合せください。
化学物質に弱いので、古い民家を買いました。
改装してから住む予定ですが、そのとき床暖房を導入したいと考えています。まだ予算の段階ですが、素人の書いた見取り図で見積もっていただくことはできますか。その場合、どのようにすればいいでしょうか。
素人の方の手書きの図面でも間取りの寸法が記入してあれば見積もりをすることができます。
方法は、図面をFAXかメールで送ってくだされば、一週間以内にFAX、メール、郵送などの方法でお届けします。
その場合、わからないところがあれば確認の連絡をしますので、連絡先の電話番号を教えてください。
床暖房パネルを御社から買って、給湯器の購入と工事を地元の水道屋さんにしたいのですが可能でしょうか。
それでしたら「うららⅢ」をおすすめします。
「うららⅢ」は専用工具も必要ありませんし、銅管をアルミパネルの溝にはめ込んでいくだけですから、工事は簡単です。ジョイント部分もありませんから水漏れの心配もありません。 図面をFAX・メール下されば、弊社の方で部材の拾い出しを行い、見積書を作ります。また給湯器は機種を指定しますので、そちらで調達してください。
私の住んでいる県には御社の特約工事店がありませんが工事には支障はありませんか
工事には、設計事務所・工務店と何度も打合せと調整が必要になりますから、ご心配されるのは当たり前です。
それでは現状をお伝えします。
ご契約いただく方の10人に5人以上の方は関東圏から離れたところにお住まいです。その方々とのやり取りは、電話やファックス、メールで行っています。弊社の社員が直接説明に伺うことは、ほとんどありません。 工務店とは連絡を密接に行って、現場の進捗に合わせて工事を行います。施主のお手数をわずらわすことはありません。
設計と見積は弊社で行いますが、工事金額を取り決めた上で、工事契約は工事現場に近い工事特約店と直接結んでいただきます。床暖房工事は馴れていますのでご安心下さい。
住まいは東京郊外で、10畳の寝室を床暖房しています。夜の9時にスイッチを入れて、朝7時に切るようにしています。
ガスの温水器を使っていますが、ガスは風呂や煮炊きにも使っていますから、床暖房でどれほどのガス代なのか分かりません。あまりガス代が高いようでしたら時間を短くするも考えなければなりません。
目安になりますが、シッカリと断熱工事がなされており、窓も2重サッシの10畳のお部屋を10時間床暖房稼動したとき、床暖房に要する一ヶ月のガス代は3,600円ほどになります。
ただし、1月、2月の冷え込みの厳しい月はそれ以上掛かります。 また冷え込みのきつくない11月、12月、3月はこんなには掛かりません。平均すると3,600円ほどになります。ただし、マンションの中間層のお部屋では上下に熱が逃げませんので2,000円ほどになります。
二人とも勤めていますがタイマー運転でヒートポンプ床暖房を昨年から使用しています。
節電のことも気になり、今年は石油ストーブを併用しようかな、と思っています。だいぶ節約になるでしょうか。
石油ストーブには、見える暖かさや水しごとで冷たくなった手をかざして暖めるよさがあります。床暖房の温度設定を低くして、石油ストーブを使うのもわるくはありません。
ただし、そのことによって、財布にお金が多く残るようになることはありません。もともとヒートポンプ床暖房は石油ストーブよりも安く暖房ができます。
今年は、石油ストーブに人気が集まり、灯油価格も高くなっています。比較をするとヒートポンプ床暖房の方が2割から3割安くなります。電気の需要が多い日中は石油ストーブを使うような工夫をなさったらいかがでしょうか。
ポイントは温水温度を低くして長時間使用することです。
12月の陽気でであれば、温水温度を40℃ほどの低めに設定して長時間使うようにしてください。長い時間使いますと床暖房をしている床の温度が20℃であれば壁・天井の温度も、室温も同じになります。 床暖房の遠赤外線は空気を透過しますから、直接空気を暖めることはありません。壁や天井の温度が床の温度と同じになってしまえば、八畳間で1時間5円程度の電気代で室温を維持することができます。それでいて小春日和のような室内になります。
また、室内に陽射しがあれば、スイッチを切らなくても遠赤外線の放熱が少なくなり節電効果がうまれます。 室温20℃以下で真冬をお過ごしの方も多くいらっしゃいます。お話しを伺うと、「床暖房に慣れてくると室温を低くしても足が冷たくならないので平気」とおっしゃいます。20℃の室内でも床暖房の設置してある床面としていない床面とでは5℃以上の温度差があります。
家を新しくして床暖房をしたいと思っています。主人は全て工務店に任せた方が安心といいます。
私は子どもと一日家にいますのでいろいろと教えてもらいたいこともあります。全てお任せして後で後悔したくありません。建築工事と切り離して直取引をすることは可能でしょうか。主人は工務店にまとめて発註した方が安いといっていますが。
どちらが安くなるかということですが、直取引でも、工務店の下請け取引の場合でも差はありません。
しかし、床暖房をお使いになる方の話を聞くことは重要なことです。 どのようにお使いになりたいのかという希望を聞くことは、設計をする上で、とても参考になります。赤ちゃんがいらっしゃれば、低温ヤケドや建材の安全性のことが気になるはずです。
また、犬を飼われているご家庭には、床暖房を入れない犬のスペースを設けておくことも必要になります。こうしたご質問にお答えすることを大切にしています。 私どもは、床暖房のある暮らしの豊富な知恵をもっています。工務店や設計事務所にお願いしている場合でも、床暖房に関して、分からないことがあればお気軽にお問い合わせ下さい。
定年をむかえ、これからのことを考えるとストーブはあぶないのではと思い、また娘のすすめもあり床暖房を床下から取り付けることを検討しています。年金生活なのでガス代が気になり、自動計算フォームで調べてみました。
10帖の部屋を10時間使用した計算で5,400円になりました。今はガスファンヒータを使っているのですが、もっとガス代が掛かっているように思います。本当にこんなガス代で済むのでしょうか。
同じような質問をたびたび受けます。
10帖の部屋を10時間床暖房した場合の月のガス代は5,000円前後です。こんなに安いはずはない。もし、高かったらガス代を請求すると言われたことも何度かありますが、今はガス代を気にすることなくお使いです。
床暖房は換気の必要もありません。冷たい空気は下におりてきますが暖かな床に触れて温まります。足が温まると室温を上げなくても快適ですから、ストーブやファンヒータよりもガスの消費量は少なくなります。
改装に合わせて床暖房を考えていました。
が、今は迷っています。心配は省エネに努めなければならないようになったのに、自分はエネルギーをたくさん使うことになるのではという懸念です。本当はどうなんでしょうか。
床暖房は遠赤外線による暖房です。
遠赤外線は陽射しと同じで、身体に当たったところで熱に変わります。当たるまでは光の波ですから空気を暖めることはありません。空気を暖めるストーブと比べるとその分だけ燃料が少なくなります。
また換気の必要もありませんので、せっかく温まった空気を外の冷たい空気とを入れ替える必要もありません。床暖房はいろんな暖房方法の中でも最もエネルギーの消費量が少ない方法です。他の暖房機器と比較すると、床暖房の方がストーブに比べて2割ほど消費量を節約することができます。
都市ガスが供給されている寒冷地、豪雪地はハイブリッド給湯器をおすすめします。 ハイブリッド給湯器は、ガス湯沸器とヒートポンプとの組み合わせた給湯器のことです。
外気温度がマイナスになったり、雪が降ったりするとかえってヒートポンプでお湯を沸かす方が割高になることもあります。ヒートポンプのウイークポイントは寒くなるにつれて加熱能力を低下していくことです。
このヒートポンプの弱点を補完したのがハイブリッド給湯器です。厳冬期はエコジョーズをメインに使い、冷房のオフシーズンは夜間電力を利用してヒートポンプをメインに使うことができますから、年間トータルで維持費を安くすることができます。
冬は普通にマイナス10℃になります。
エコキュート床暖房を考えていたのですが、外気温が低いのと床暖房をする部屋の面積(15坪)が広いのとで、能力的に無理なようです。エコキュートのように維持費を安くする方法はありませんか。
ハイブリッド給湯器を使った床暖房はどうでしょうか。ガスと電気を組み合わせた給湯器で、ガスや電気だけの給湯器と比べて効率良く給湯できる点が特徴です。高効率のガス給湯器「エコジョーズ」と、「ヒートポンプ」とを組み合わせており、シャワーや湯張り、床暖房などに利用できます。 電気代の高い日中はガスでお湯を沸かし、電気代の安くなる夜間はヒートポンプで沸かします。
また夜間でもヒートポンプだけでは間に合わないときにはガス湯沸器で追い炊きできます。さらに一度に大量の熱量が必要になる風呂のお湯張りはエコジョーズをメインに使うというように、ヒートポンプとガス湯沸器のいいとこ取りをした給湯器で、CO2の削減にも貢献できます。
私の団地はプロパンガスが供給されています。
リフォームのときにエコキュートにして床暖房を入れたいと考えています。エコキュートは安いと聞いていますがプロパンに比べてどれだけ安くなりますか。
プロパンをエコキュートに替えると、燃料費はおおよそ5分の1になります。
と言うことは、2.5ヶ月分のガス代で、エコキュートであれば一年間の給湯費用を賄うことができるということです。 床暖房について言えば、おおよそ四分の一の燃料費で済むことになります。
床暖房の使用期間は6ヶ月ほどですが、1.5ヶ月分のプロパンガス代で1シーズンの床暖房ができることになります。
オール電化ハウスにしようと計画しています。
エコキュート床暖房にしようか、ヒートポンプ床暖房にしようか迷っています。判断の基準になるようなことがありましたら教えてください。
床暖房をする部屋の面積が30平方メートル以内で、共働きの場合はエコキュート床暖房をお薦めします。
日中も家にいらっしゃる場合や共働きでも床暖房をする部屋の面積が30平方メートルを場合は床暖房をヒートポンプにして、エコキュートを給湯専用機にされることをお薦めします。
リフォームに合わせて床暖房を考えています。
予算が厳しいので日曜大工で行う予定です。水道工事を手伝ったこともあるので、床暖房も自分でやりたいと考えています。可能でしょうか。
誰でもというわけではないですが、管工事の経験があれば容易にできます。
トップページの「床暖房」メニューのなかに「床暖房DIYパック」がありますからそちらを参考にしてください。
【DIYパック価格】は床暖房パネル、断熱材、配管部材は入っています。 これ以外に熱源機(ガスボーラーやヒートポンプユニットなど)が必用ですが、それはご自分で調達してください。 配管をするには特殊なプレス工具が必用ですが、安価でレンタルします。 そのほか、有料になりますが、工事指導・お手伝いも致します。 詳しくはお問い合わせ下さい。
エアコンとヒートポンプ床暖房を比べると床暖房の方が、電気代が掛かるのではないでしょうか。
地球温暖化防を抑えることが家庭でも重要になってきましたが、ヒートポンプ床暖房の方が床板も温めるようになるので電気代が掛かるではないでしょうか。以前に電気カーペットを使っていましたがあまり電気代が掛かりすぎるのでカーペットでしか使用しませんでした。
カーペットのようなヒーター方式とヒートポンプ方式とを比較しますとヒートポンプ方式の電気代はヒーター方式の四分の一ほどの電気代しか掛かりません。
つまり電気カーペットの電気代でヒートポンプ床暖房を稼働させるとその四倍の面積を暖房することができるということになります。 同じヒートポンプでもエアコンと床暖房とでは電気代に大きな差が出ます。エアコンのような温風式の暖房では室内の空気を温めますが、床暖房では空気を温めませんので、空気を暖める必要のない分だけ電気代が安くなります。同じヒートポンプでも床暖房の方がエアコンに比べて3割ほど電気代が安くなります。
床暖房の短所は、はじめに床板を温めなければなりませんので、暖房感を得るまで少し時間が掛かります。しかし、それが維持費の大きく影響することはありません。見積のときには、月々にかかる電気代もお知らせするようにしています。
リフォーム会社の者ですが、床暖房パネル「うららⅢ」の特長がよく分かりません。厚さ12ミリの床暖房なら、ガス会社や住宅器機メーカーからいろんなタイプが発売されています。それとどう違うのでしょうか。
12ミリ厚の床暖房パネルは、以前からマットタイプ、パネルタイプのいろんな種類が販売されています。いまさらという感をお持ちはよく分かります。 しかし「うららⅢ」には他にない特長があります。
「うららⅢ」には銅管を使用しています。耐久性もあり、熱伝導率もポリエチレン管の2000倍もありますので、ヒートポンプやエコキュートを利用した低温水床暖房でも十分な放熱効果を発揮します。
床暖房メーカのホームページを見たり、大工さんに聞いたりしていろいろな床暖房を比較して見ています。
でも、どれも同じように思えて、素人にはよく分かりません。 「うらら」を選ばれる方の理由は何でしょうか。
「うらら」の心地よさを体験されている方からの紹介、標準仕様に「うらら」を織り込んでいただいている設計事務所や工務店、ホームページをご覧になった方からの相談などを通じて「うらら」を採択いただいております。
無垢材を自由に選ぶことができる。低温ヤケドの心配がない。耐久性がある。熱源機も自由に選ぶことができる。維持費が安い。などが「うらら」を選択なさる理由になっているようです。
ホームページからのお問い合せで採択される方からは「こちらの要望にきめ細かく応対してもらえた」というお言葉もいただいております。「うらら」の採用まで2年、3年とメールを交換することも、まれなことではありません。
「うらら」を入れて17年経ちました。家のリフォームを計画しています。
床も直したいので、床暖房パネルをいったんはがして、それをまた使いたいのですが可能でしょうか。
再利用することはできます。
床暖房パネルは銅製なので経年劣化は起きていませんからまた使えます。ただし、パイプをつなぐ部品は新しくする必要がありますから、部品代が少し掛かります。
そのほかに取り外し、取り付の工事費が掛かります。取り外した床暖房パネルの置き場所がなければ、取り付けるまでお預かりすることもできます。
「うらら」を検討しているのですが、東京から離れていますので修理のことが心配です。
地元の建築業者さんはメンテナンス契約も大切だといいますから、そちらのすすめる床暖房をとも考えるのですが、それでは、気に入った床材が使えません。修理について教えてください。
いくらメンテナンス契約をしていても
「10年経ちましたから、もう責任はありません。以後壊れたら床暖房パネルを交換して、床も張り替えてください」
というような床暖房では、メンテナンス契約の意味がありません。
「うらら」が「銅管」にこだわっているのは50年、100年とご利用いただくための必須条件と考えているからです。温まらなくなる原因のほとんどは温水機の故障によるものですが温水器メーカと連携しながら速やかに対応させていただいております。
ハウス展示場で気に入った家がありましたが床が無垢材ではありませんでした。
「うらら」を入れて床を無垢材にすることは可能でしょうか。
大手ハウスメーカーはオリジナルの床暖房を持っていますので、「うらら」を入れることはほとんどできません。
メーカーの建てる住宅に床暖房を導入しようとすると床暖房対応フローリング材に限定されます。だから自由に床材を選ぶことができなくなります。ハウスメーカーは営業所によって対応が違いますが消極的な姿勢を感じます。
これまで大手ハウスメーカーで「うらら」の納入実績のあるメーカーは、積水ハウス、住友林業、ミサワホームです。地場のハウスメーカーには積極的にすすめてくれているメーカー多くあります。無垢材を使うのが標準になっているのが普通です。