ヒートポンプ床暖房は、オール電化住宅の普及で【うらら】の主流になりつつあります。大気の熱をかしこく利用するヒートポンプは、火をつかわないから安全でCO2の排出もありません。低温水式床暖房【うらら】と相性がピッタリなヒートポンプ床暖房をご紹介いたします。
オール電化住宅を計画する場合、給湯と床暖房を1つの設備にしようとするのがエコキュート床暖房です。給湯と床暖房を分けて、単独で床暖房を設備するのがヒートポンプ床暖房です。
ヒートポンプで圧縮した熱をダイレクトに熱交換するので貯湯タンクの設置がありません。湯切れの心配や運転時間を気にすることなく使用できます。
電気ヒーター方式は電気という燃料を燃やしてお湯をわかすような方法ですが、ヒートポンプ方式は、すでに空気中にある熱を集めるだけですから、同じ量のお湯をつくるのに使われる電気エネルギー(力量)は少なくてすむことになります。
ヒートポンプの技術が進歩して、今では同じ量、同じ温度の温水をわかすのに使用される電気エネルギーは電気ヒーター方式に比べて約4分の1以下で済むようになりました。
ヒートポンプ暖房は灯油や都市ガスよりも4割ほど維持費がお得になります。100W電球2個分の電気代で8帖間を温めることができます。
電力発電も原子力や太陽光、風力などの自然エネルギーの利用に移りつつあります。
ヒートポンプ床暖房はガスや灯油を燃やして温める方式とは違い、CO2を排出することはありません。
電気ヒーター方式は電気という燃料を燃やしてお湯をわかすような方法ですが、ヒートポンプ方式は、すでに空気中にある熱を集めるだけですから、同じ量のお湯をつくるのに使われる電気エネルギー(力量)は少なくてすむことになります。
ヒートポンプの技術が進歩して、今では同じ量、同じ温度の温水をわかすのに使用される電気エネルギーは電気ヒーター方式に比べて約4分の1以下で済むようになりました。
灯油やガスの熱源機では気温が変化しても暖房能力が変わることがありませんが、エコキュートを含むヒートポンプは、外気温度が低くなるにつれて、加熱能力も低下していきます。
また、湿度が高くなっても、雨や雪が降っても同じように能力が低下します。
計画をするときには特に次の点に留意する必要があります。
これまでは「ヒートポンプ・エコキュート床暖房の計画上の留意点」に示したような理由から寒冷地のヒートポンプ(エコキュート)の販売をひかえてきました。
しかし、地球温暖化への関心の高まりとともに寒冷地にお住まいの方からのエコキュートやヒートポンプを利用した床暖房のご要望が多く寄せられるようになってきました。
寒冷地の極寒期はヒートポンプ床暖房だけでは温まらずファンヒータなどを併用する必要もでてきます。
しかし寒冷地での床暖房の使用期間は10月から冬を越して5月ごろまでと長く、真冬に経済的なメリットのない時期があったとしても、シーズンを通して考えれば、CO2の削減にも貢献し、ランニングコストもおさえることができます。
こうしたことから、寒冷地では極寒期に補助暖房を併用することをご理解のうえ、計画を進められるのであれば、ご要望にお応えすることにしました。
三菱電機製の「エコヌクールレオ」は北海道電力と共同開発された寒冷地向けのヒートポンプですが、実際に使用してみて、よく温まることがわかったことも技術的な裏づけとなりました。
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