床暖房システムは高い耐久性を持っていて、地震など外的にダメージを与えられない限り長期的に使用出来ます。
銅管自体も粘り強く優れた耐久性があり、破損などが起こりにくくさらに故障など起こりにくくなります。
温水式の床暖房は室内で燃焼を行なわないので安心して使用する事が出来ます。温水を使って温めているので万が一の場合にも室内に危険が及ぶ事がありません。
低温水式床暖房はやわらかい温かさがあり、やけどなどの心配も低くお子様がいても安心してご使用できます。
エアコンなどと違い、風を流さないのでホコリが舞ったり乾燥させずにお部屋を温めます。
全面的に床暖房入れることで室内の温度ムラなどが起こさず平均的に温める事が出来ます。床暖房は足元から熱が伝わるので、頭寒足熱で体に負担を掛けずに暖房を使う事が出来ます。
室内に機器をおく必要がないので、内観を壊す心配がありません。機器が室外にあるので室内に作動音が発生しません。
メンテナンスフリーで定期的にメンテナンスを行なう必要がありません。問題が起こった時にはすぐに修理の手配を行ないます。
銅材は熱伝導率に優れており、低い温水を使う低温水式の床暖房でも効率よく温められます。
一般的に床暖房の素材と使われているPE管(ポリエチレン管)に対して銅管は熱伝導率がとても優れています。
熱伝導率が高い分、低い温水でも銅管なら高い温水のPE管と同じ熱量を取ることが出来ます。
温水の温度が低いほどランニングコストが掛からず床材にダメージを与える少なく済みます。
※放熱パネル部に銅管を使用しております。
床暖房は温まるまでの時間が1時間程度必要になり、瞬間的にお部屋を温めるのは難しいです。
タイマーであらかじめ床暖房を起動させるようにするか、一時的に空調と併用をする使い方などで解消をすることが可能です。床暖房を導入するには、工事日程・工事費用など簡単に導入する事は出来ません。
新築で導入をするか、床の張替えリフォームなどと一緒に床暖房を導入するなど機会が多くありません。
暖房用の給湯器は一般給湯器と同じように10~15年程度で入替の転機となります。
機器に故障が起こってしまった場合には機器の入替の必要が出てきます。床暖房は部屋全体を温める事に適していますが、部分的に温めるには適しません。
机の下だけなど部分的に温めるヒーターなどの様な使い方が出来ません。一度敷設すると、移設などを行うのに床解体などが必要になる場合があります。
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